日帰り白内障手術

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白内障とは

白内障とは目の中でレンズの役割をする水晶体が濁り、光を十分に通さないために、視力低下を起こす病気です。
症状としては、かすむ、まぶしく感じる、視力低下、などがあります。
 
白内障がある程度進行し、自覚症状がはっきりしてきたら手術により治療します。

透明な水晶体は光を十分に通します
 
水晶体が濁り光が通りにくくなります
 
もやがかかって見える、明るい所で眩しいなどの
症状があらわれ見えづらくなります

白内障手術について

現在、白内障手術は超音波水晶体乳化吸引術が一般的です。
当院では約2mmの極小切開で最先端の白内障手術をおこなっております。
具体的には、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工のレンズ(眼内レンズ)を眼の中に挿入します。
局所麻酔を行いますので痛みを伴うことはありません。

ほとんどの白内障手術は点眼麻酔
手術中はほとんど痛みを感じません

角膜と強膜の間に約2.4ミリの創を作成

水晶体の皮を円形にくりぬき
超音波装置で水晶体の中身を吸引

残した水晶体の皮の中に眼内レンズを移植

眼内レンズについて

当院では、単焦点眼内レンズを採用しております。
多焦点レンズは現在取り扱っておりません。

単焦点眼内レンズ

ピントが合う距離が一つなので、生活スタイルに合わせて、手元から遠くの1点でピントの位置を選んでいただきます。
選んだピント以外の距離にはピントが合わないので、その距離を見るためには眼鏡が必要になります。

白内障手術の流れ

 

❶ 初診による一般検査

白内障の進行具合や他の疾患、本人の見え方などにより、経過観察していくのか、手術をするのか考えていきます。

❷ 手術の決定

医師が現在の目の状況を説明し、次に、手術が現状で必要な場合、手術に必要な検査を受けていただきます。

❸ 術前検査

白内障手術では手術前に詳細な検査を行います。眼内レンズの種類や度数を決めるために必要なデータを取得して、白内障以外の異常がないかなどを調べます。

❹ 手術当日

予定手術時間の約1時間前にご来院をお願いいたします。

血圧測定、眼圧測定などの検査をおこない当日の体調を確認します。

その後目薬を点眼し瞳孔を開きます。

時間になったら手術室へ入室となります。

❺ 手術

通常の手術は目のみの局所麻酔で行います。

手術自体は約10分程度で終了いたします。(個人差はあります。)

❻ 帰宅

少しお休みしてから会計をしていただき、終了となります。

手術当日は目の中に軟膏を入れているので見えづらいです。お気をつけて生活してください。

❼ 手術後検診

手術をした後は、目の状態が安定するまでの約1~3ヶ月間の点眼継続と定期検査が重要です。通常は手術翌日、翌々日、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後〜といった期間で検査を受けていただきます。

術後の状態により、お薬の内容が変わっていきます。
決して自己判断はせず、医師の指示に従って検査・通院をしてください。

白内障手術の費用

1割負担の方

片眼 15,000円程度

2割負担の方

片眼 30,000円程度

3割負担の方

片眼 45,000円程度

  • 金額は手術当日の手術代、検査、投薬などを含めたおおよその目安です。
    ただし、合併症の有無などにより、投与内容や治療内容が異なるため多少前後することがあります。